| 第２部 ラスト・ダークナイト編 |
００６．狼嬢譚 シュウがはじめて取材を行った相手、エヴァンジェリン・アドラーは、 高い理想と正義感に燃える女傑だった。 そんな彼女が入団した騎士団には、ただならぬ秘密が隠されていた。 ００７．闇騎譚 リモード共和国が誇るミューズ騎士団。 その実態は共和国のスパイ活動と破壊工作を一手に担う諜報機関だった。 入団したエヴァは「騎士」としての訓練を受け、ついに初陣を迎える。 ００８．嘘義譚 騎士団から与えられる「任務」にうっすらと疑問を抱きつつ、 エヴァのチームは白猫党領への出撃を繰り返す。 そんなある晩、チームが何者かに襲撃され……。 ００９．友逅譚 衝撃の事実を知ったエヴァは騎士団を離れ、難民特区に籠もる。 その最中、鳴るはずの無いスマホがシュウからの着信を告げた。 ０１０．奇襲譚 シュウと再会し、騎士団の実情を彼女に暴露したその夜、 エヴァが匿われたセーフエリアが何者かに襲撃された。 危惧したエヴァは騎士団の件を新聞社に報道してもらうよう頼み込むが……。 ０１１．宿命譚 リモード共和国でクーデターが勃発したニュースを受け、 エヴァは決別したはずの故郷に舞い戻る。 そこで知った数々の真実は、エヴァにある決意を抱かせた。 |