| 第１部 スチール・フォックス編 |
００１．猫報譚 社会派動画によりインフルエンサーとなったシュウ・メイスンが次に狙ったのは、 犯罪組織「ネオクラウン」が牛耳るゴールドコースト市国の地下経済だったが、 居場所がネオクラウンに漏れてしまい、彼女は危機に陥ってしまう。 そこに突然現れたのは、市国で活躍する謎の人物「スチール・フォックス」だった。 ００２．鋼狐譚 スチール・フォックスことジャンニに助けてもらったシュウは、 ついでに彼への取材を敢行することにした。 ジャンニと、そして彼に協力する謎の少女カズへの取材を進めるうち、 シュウは彼らに対してある疑問を抱いた。 ００３．密薬譚 シュウによる宣伝が功を奏し、スチール・フォックスに対する市民の期待が高まったところで、 さらに名声を高めるべく、シュウは黒いうわさのある製薬会社の調査を提案した。 一方、ならず者同然の自警団への対応に追われ、満足に動けずにいた市国公安局に、謎の手紙が届けられた。 ００４．騙義譚 正義を自称しつつ、実態は暴徒同然の活動を続ける自警団。 彼らの所業に業を煮やしていたマドック警部は、 独自調査により居場所をつかんだスチール・フォックスに、彼らの殲滅を依頼した。 ００５．白闇譚 スチール・フォックスの活躍により、ネオクラウンの牙城はいよいよ崩されようとしていた。 平和の訪れを確信していたシュウとジャンニだったが、彼女たちの前に現れた男から、恐るべき事実を聞かされる。 そしてカズの元に、謎の人物からの電話がかかり……。 |