琥珀暁 あらすじ(第6部)

第6部
「天帝教征北記+補遺」編

043.空位伝
あまりに動きを見せない帝国の態度に、エリザは皇帝の不在を疑う。
一方、ハンとクーの間には溝が深まりつつあり、ついに決定的局面を迎えてしまう。



044.遠望伝
帝国の進撃に備え、防衛線を構築したミェーチ王国。
その完成とさらなる吉報を受け、城内は喜びに包まれていたが……。



045.夜騎伝
皇帝ジーンの出現により、希望は一瞬にして絶望へと変わる。
どうにか難を逃れたシェロたちに、さらなる悲劇が襲いかかった。



046.内乱伝
ハンとクーの仲違いは遠征隊全軍を巻き込んだ騒動に発展していた。
商売がてらの情報収集から戻って来たエリザに、ハンとクーはどちらの側に付くか回答を迫るが……。



047.決意伝
皇帝の襲撃を受け、ハンとエリザは本国のゼロに決断を迫るが、ゼロは頑なに進攻を拒否する。
何としてでも説得しようと試みるハンはクーに助力を仰ごうとしたが、彼女の姿がどこにも見付からない。
誘拐されたものとエリザが断定し、ゼロにそれを伝えると共に再度、進攻の決断を迫る。



048.北征伝
どうにか皇帝討伐、そしてクー救出の命が下され、遠征隊はいよいよ東山間部への進軍を開始する。
その途上、エリザとハンは皇帝についての考察を重ねる。



049.湖戦伝
ついに遠征隊と帝国本軍の正面決戦が幕を開けた。
智将エリザの采配により、帝国側は手も足も出ない状況が続くが……。



050.虜帝伝
ゼルカノゼロ南岸戦に勝利し、遠征隊は皇帝を捕らえることに成功した。
だがあれこれと尋問を重ねるも、皇帝は堅く口を閉ざし、何も語ろうとしない。



051.追討伝
側近の手を借り、遠征隊の手から逃れた皇帝だったが、苦境から脱することができない。
一方、帝国本土に到達し、事実上征服し終えた遠征隊は、皇帝の追跡を始めた。



052.終局伝
ようやく皇帝の痕跡をつかみ、ハンとエリザは自ら臨場する。
しかし唯一皇帝の元に残っていた側近が立ちはだかり……。



053.平東伝
北方大陸におけるすべての問題が決着し、遠征隊は任務を終える。
その陰で仕組まれていたエリザの策略に、誰も気付かないままで。



054.平南伝
北方遠征から年月が経ち、エリザは中央大陸南方面への探索を始めた。
それを妬むゼロは、彼女に先んじるべく新たな遠征隊を組織しようと画策し始めた。



055.天帝伝
南方遠征で起こった悲劇を隠蔽しようとするゼロ。
それを知ったゲートとアロイは、彼の暴走を止めようと立ち上がったが……。



056.女神伝
ゼロと双璧を成し、生ける伝説となったエリザ。
その偉大な生涯の最晩年、彼女はさらに不思議な体験をする。

inserted by FC2 system