第4部 「北方見聞記」編 |
024.往海伝 ハンとエリザをリーダーとする遠征隊は海を渡り、北方大陸へと向かう。 その航海の途上、一行は休息と測量を兼ねてとある島に上陸した。 025.彼港伝 遠征隊はついに北方大陸の玄関口、ユーグ王国・テプロイモアに上陸する。 だがユーグ王から駐留を拒否され、一行は海上に留まらざるを得なくなる。 026.衝北伝 エリザの画策により、遠征隊は事実上、テプロイモアへの駐留が可能となった。 一方でジーン帝国軍が迫ることも察知され、遠征隊は迎撃準備を整える。 027.改国伝 エリザの強引な手法にハンはわだかまりをかかえつつも、ユーグ王国への実効支配は進められていた。 とは言え街の人間からは、どうやら高い支持を得ているらしく……。 028.歓虎伝 隣国、ノルド王国の王が家臣を引き連れ、遠征隊を訪ねてきた。 話の流れでハンは、相手方の将ミェーチと三番勝負に望むこととなった。br> 029.交誼伝 ノルド王から厚い信頼を得たことで、両国の交流は深まっていく。 往来でその様子を眺めていたクーは、伴っていたビートとマリアに色々と質問をぶつけたり、ぶつけられたりしていた。 030.虎交伝 仲間から距離を置き、一人焦燥していたシェロは偶然、ミェーチと出くわした。 ひょんなことから彼との親交を深めることとなるが、これは同時に、一つの騒乱を起こす契機となった。 031.信揺伝 突然降って湧いたハンの悪評に端を発し、沿岸部に不穏が訪れる。 一方、シェロはミェーチと結託し、独自に覇道を進もうとしていた。 032.奸智伝 シェロの謀略により、彼とミェーチの軍団が結成された。 ところが思わぬ横槍と、そしてあの智将の策略により、彼の思惑は狂っていく。 033.平岸伝 紆余曲折の末、沿岸部にどうにか平和が訪れた。 状況がゼロに報告される過程で、シェロに対する措置と、彼に関する過去が言及された。 |