第2部 「モール師事記」編 |
008.狐童伝 「壁の山」の南でも、北と同様に「バケモノ」が闊歩していた。 南に住む男、ヨブもそのバケモノのひとつに襲われそうになるが、「大魔法使い」を名乗る人物、モールに助けられる。 そしてモールと、ヨブの娘エリザとの出会いが、一つの神話の始まりとなる。 009.錬杖伝 強引にモールの旅に付いてきたエリザに、モールは魔術を教え始めた。 ところが予想以上のエリザの才能と、モールの魔術の強大さのために、 ケガを負ったり魔杖が燃えてしまったりと、喜ばしくない事態が連続する。 010.鳳凰伝 エリザへの指導の集大成として、モールは「壁の山」に籠もることを提案する。 前人未踏とうわさされる山を登る中、エリザはモールの言動に、妙な点があることに気が付く。 011.群獣伝 モールの旧友から得た情報の通り、山の南ではそれまで見たこともない、凶悪で獰猛なバケモノが現れ始めていた。 それらを一掃しようと息巻くエリザに、モールはまた別の旧友、ゼロの力を借りることを提案する。 012.南征伝 ゼロと再会したモールは、彼の力を借りて南への遠征隊を組織する。 ところが何故か、モールの素行が日に日に悪くなっていく。 それを咎めたエリザは、ついにモールと大喧嘩してしまい……。 013.駆逐伝 エリザは故郷に戻り、遠征隊と共に戦い始めた。 遠征隊の戦い方、戦術を学び、エリザはさらに成長する。 014.金火伝 南での問題が一段落し、ようやくエリザは自立の時を迎える。 その節目にて、エリザはゼロに対して「あるもの」を自分に授けるよう、頼み込んだ。 |