火紅狐 あらすじ(第5部)

第5部
央南焔革命編

36.訪南記
北方統一を果たし、平和が訪れたジーン王国。
そこに央南から軍人、穂村玄蔵少佐が訪れた。
彼は今起こりつつある央南の戦に、手を貸してほしいと言う。



37.破鎧記
玄蔵と合流したランドは、直接清朝軍と交戦しようとする彼をなだめ、
代わりに清王朝を惑わそうとしているサザリーの企みを白日の下に晒す策を勧める。
その策はじわじわとサザリー、そして彼の背後にいるケネスを苦しめ始めた。



38.荷移記
ランドの根回しにより、天帝自らが央南を訪れることになった。
作戦の成功のため、ランドはさらに策を練る。
一方、玄蔵と大火は共に魔術師、かつ剣士であることから、不思議な親近感が生まれ……。



39.来帝記
ついに央南を訪れた天帝視察団。
清王朝は慌てて離れ島に軍備を隠したが、
この動きを読んでいたランドは、玄蔵たちをそこへ向かわせていた。



40.発火記
サザリーの企みが発覚し、清王朝は中央政府の庇護を失った。
信頼回復のため反乱軍と戦うしかないと説得するサザリーに、清国王はうなずくしかなかった。
一方、反乱軍はいよいよ、その歩を進め始めた。



41.連帯記
清王朝と焔軍との戦いが始まり、清王朝は日に日に傾いていた。
さらなる一撃を加えようと、焔軍は各州との同盟を結ぼうと画策する。



42.異軍記
突如として青江に現れた、謎の軍艦。
そこから基地に乗り込んできた異形の将校たちが、内部の兵士たちに襲い掛かる。
一方、司令官を運ぶ役目を負っていた大火は、謎のピエロたちと対峙していた。



43.破渉記
ついに戦費が底を着き、清王朝は焔軍との交渉を望んだ。
平和に解決するかと思われたが、サザリーの策略により、その希望は断たれてしまう。



44.末朝記
交渉は破談に終わり、清王朝は最後の賭けに出る。
大決戦を試み、大軍を焔軍へと差し向けたが……。



45.停革記
ついに焔軍は首都、白京を占領。
これで革命は完遂されたかに思えたが、ランドは横に首を振る。
「法律により、認められない」と言うのだ。

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