火紅狐 あらすじ(第4部)

第4部
南海再決戦編

25.玉銀記
フォコの、南海への旅に同行した、ルピア・ランニャ母娘。
世界最大級の職人組合(ギルド)を背負う彼女らもまた、
ケネスとの戦いで傷つき、傾きかけていた。



26.砂狼記
かつての職場であり第2の故郷でもあったナラン島に向かうことにしたフォコ。
ところがその途上で、海賊に襲われる。
その海賊の正体は……。



27.再築記
特別造船所の閉鎖以降、落ちぶれてしまったアミル夫妻。
見かねたフォコは、彼らの再起に手を貸した。



28.炸略記
ルピアがケネスの主力商品、「火薬」の製造法を独自に編み出した。
それを知ったフォコは、レヴィア王国とスパス産業に対し、更なる攻め手を打ち出した。



29.連衡記
ロクシルム商業連合の規模を南海のほぼ全域へと拡大させたフォコは、次の段階へと歩を進める。
それはかつての大国、ベール王国を再興させ、南海における政治・経済を掌握すると言うものだった。



30.戦宣記
ついにベール王国とレヴィア王国との、南海を二分する戦いが始まった。
フォコは自軍を有利に見せることで、南海の世論を操作。
レヴィア王国の弱体化を狙ったが……。



31.四壊記
フォコが行方不明になり、次第にロクシルム―ベールの足並みは乱れ始める。
そしてついに、この連携は瓦解してしまった。



32.賭人記
南海のならず者国家、アリバラク王国に身売りされたフォコ。
脱出し「閣下」の正体・陰謀を知らせようと焦るフォコの前に、驚くべき人物が現れた。



33.壊忠記
「閣下」の策略により、ベール王国は仇敵、レヴィア王国を放って内戦を始めてしまう。
それに乗せられた形で、アミルは暴走していく。
そこへ戻ってきたフォコは、本性を現した彼に対し、深い失望と怒りを顕にした。



34.猫金記
ベール王国の護国卿、「閣下」。
彼は前戦争における敗北、レヴィア王国とケネスからの蹂躙と懐柔、
そしてレヴィア女王への好意により、その忠義を壊した。



35.離海記
ベール王国の勝利によって南海戦争は終結し、戦後処理が始まった。
フォコはその処理に協力しつつ、今回の失敗を反省していた。

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