第3部 秋也、獅子奮迅編 |
017.曇春抄 皇帝亡命事件から3ヶ月が経ち、西方の人間とも仲を深めてきた秋也。 そんな中、突如秋也の前に現れたのは、あの「パスポーター」だった。 018.賊襲抄 ふたたび秋也の前に現れたアルトは、宣言通りハーミット邸を襲撃する。 白猫の言葉に戸惑いつつも、秋也は果敢に応戦する。 しかし懸命の防衛も空しく、ある人物がアルト一味にさらわれてしまった。 019.追走抄 グリスロージュ帝国へと逃げたアルト一味を追うため、ハーミット卿は画策する。 王国の方々に手を回し、追走部隊が結成された。 020.荒野抄 帝国領内に侵入したアルト。 彼は帝国参謀アロイスに対し、なんと「自分が皇帝になってやる」と言ってのけた。 021.崩都抄 秋也たちも帝国入りし、いよいよ人質救出に向かう。 およそ4ヶ月ぶりに目にした帝都の変わり様に嘆きつつ、一行は城内に潜入した。 022.賊帝抄 敵を蹴散らし、秋也は城内を探し回る。 そして彼の目の前に、皇帝に成り替わり、さらには超人となったアルトが現れた。 023.追鉄抄 アルト暗殺と人質救出に成功し、ようやく秋也たち一行は帰路に着く。 だがその背後から、あの「鉄の悪魔」が猛然と追ってきた。 024.黒々抄 ハーミット卿は、とんでもない事実を打ち明けた。 自分が実は、歴史を揺るがす「ある人物」であったと言うのだ。 そしてそれを裏付けるある男――あの克大火が訪れた。 025.清算抄 一連の事件が収束し、ようやく平和が訪れた。 そこで長い間保留になっていた大火のある問題を解決するため、ハーミット卿が動く。 |